沖縄県は意外に大きい

沖縄県、じつはとてつもなく広いのだ。たとえば那覇〜宮古の距離は、303キロもある。これは、東京〜浜松間や東京〜福島間より長い。那覇〜石垣の距離は、472キロ。これは東京から西へ向かうと、琵琶湖まで行ってしまう距離だ。那覇〜与那国島にいたっては、なんと650キロにもなるのだ。東京〜徳島、あるいは東京〜秋田間に匹敵する距離なのだ。そして与那国島は、那覇や宮古諸島、さらには石垣島よりも台湾に近い。111キロしか離れていないのだ。沖縄は東西900キロ、南北400キロの海域に、大小さまざまな島が浮かんでいる。ものすごく大きな県なのだ。また、内地で暮らしていると、台風は秋、つまり9〜10月に多いと考えがちだ。しかし、沖縄へ接近する台風が最も多い月は、8月なのである。沖縄気象台の資料によると、昭和30年から平成10年の間に沖縄県に接近した台風の数は、7月が64個、8月が100個、9月が72個、10月が31個である。これを見ると、いかに8月に来る台風の数が多いかがわかる。ただし、夏の台風より秋の台風のほうが、規模が大きくてやっかいであることが多いのだが……。沖縄の海は、9〜10月でも十分に泳げるほど温かい。だからといって、小さい台風でも大きい台風でも、遭ってしまえばレジャーは台無し。そう考えれば、台風も人も多い8月より、9〜10月の沖縄旅行に行くほうがいいのだ。

[参考サイト]
スカイツアーズの格安沖縄旅行情報
http://www.e-myholiday.com/okinawas/

夕日ヶ浦温泉と並ぶ日本の名泉

周囲をリンゴ畑が取り巻く千曲川のほとりに、信州を代表する温泉の一つ、戸貪上山田温泉がある。関東からも中京からも奥座敷と呼ばれる、旅情溢れるいい温泉である。この温泉を語るときに抜きにはできず、また温泉の代名詞的存在なのが『笹屋ホテル』。温泉を代表する宿であるというだけでなく、この宿の創業者が温泉自体の創始者でもあるのだ。明治の時代の創業者は、この土地で造り酒屋を営む名士。私財を投げ打って、温泉の開湯に成功した。これが今に至る犬温泉地の始まりである。自ら開いたホテルは、温泉のイメ〜ンを高めるに十分な設備を備えたものだった。整ったホテルに、主人は造り酒屋となれば、趣向に敏感な文人墨客が放ってはおくまい、というのは勘ぐりすぎかもしれないが、多くの著名人の名が宿帳を賑わしたのは必然だろう。ここでは、志賀直哉が滞在して短編を書いた。竹久夢二が滞在の折に残しか絵が、笹屋のコレクションに加えられてもいて、その一部はホテル内でも見ることができる。現在の笹屋ホテルは平成9年の夏に全面改装をあえかが、歴史ある宿の風情は失われるどころか、むしろ印象的になったとさえいえる。老舗の風格を感じる正面の玄関からして静謐で美しい。そして、専用露天風呂付きの和室が7室ある。信濃の清涼な風を感じながらの入浴は、また格別である。料理は地の産物を生かした懐石料理の月替わり。春の筒、夏の天然鮎、秋は松茸、冬は鴨。器が美しく、美味を引き立てる。日本旅館には珍しく本格的な匹川料理店があり、こちらも推薦できる。この温泉は夕日ヶ浦温泉と並んで日本の名泉と言われている。
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